ゴードン ニューフェルド (著), ガボール マテ (著), 小野 善郎 (翻訳)
出版:福村出版 2022/12/5
院長あいさつ
このたび和歌山駅前に開設するおのクリニックで、子どもから大人までのこころの診療に携わらせていただくことになりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
私は平成2(1990)年に和歌山県立医科大学神経精神科で初めての児童思春期の専門外来を担当して以来、和歌山県子ども・女性・障害者相談センター、和歌山県精神保健福祉センターなどで、児童・思春期精神科医療とこころの健康の普及・増進に関わってきました。おのクリニックでは、これまで以上に地域の皆さまの身近なところで、子どもとそのご家族、さらには地域の皆さまのこころの健康の向上にお役に立てるよう努力してまいりたいと存じます。
ますます複雑・多様化する現代社会の中で、誰もが「こころを病む」ことはありますが、「病む」といっても必ずしも「病気」というわけではなく、こころの危機を知らせる信号としてとても重要な意味があります。子どもから大人まで、それぞれのライフステージには特有の危機がありますが、一人ひとりがこころの危機を乗り越え、未来に向かって「自分らしく」生きていけるようなお手伝いができればと思います。クリニックのロゴマークのペガサスには、未来に向かって駆け、羽ばたいていく願いを託しています。
どうぞお気軽にご相談ください。
おのクリニック
院長 小野 善郎
略歴
- 1984年
- 和歌山県立医科大学卒業
和歌山県立医科大学附属病院研修医 - 1985年
- 国保日高総合病院(現ひだか病院)精神神経科医員
- 1989年
- 和歌山県立医科大学神経精神医学教室助手
- 1995年
- 和歌山県子ども・女性・障害者相談センター総括専門員
- 2008年
- 宮城県子ども総合センター 技術次長
- 2010年
- 和歌山県精神保健福祉センター 所長
所属学会
- 日本精神神経学会
- 日本児童青年精神医学会
- American Academy of Child and Adolescent Psychiatry
資格
- 精神科専門医
- 子どものこころ専門医
- 日本児童青年精神医学会認定医
- 日本スポーツ協会公認スポーツドクター
- 精神保健指定医
その他
- こども家庭庁こども家庭審議会 委員
- 和歌山県精神保健福祉協会 会長
院長著書
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思春期の親子関係を取り戻す〔増補改訂版〕 子どもの心を引き寄せる「愛着脳」
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思春期の心と社会 メンタルヘルス時代の思春期を救え
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思春期の謎めいた生態の理解と育ちの支援 心配ごと・困りごとから支援ニーズへの展開―親・大人にできること
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思春期を生きる 高校生、迷っていい、悩んでいい、不安でいい
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思春期の育ちと高校教育 なぜみんな高校へ行くんだろう
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思春期の子どもと親の関係性 愛着が導く子育てのゴール
